インターネット外部からQNAPのNASへVPNで接続してみた。

      2018/03/27

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こんにちは。
私は自宅にQNAP製のNASを置いてます。
QNAPのNASはとてもいいですよね。
ファームウェアのアップデートも頻繁にありますし、
製品シェアも高いので、もしわからなことがあれば、ググったら解決策がいっぱい出てきます。

そこで今日は、無料でインターネット外部(例えば出張先のホテルなどから)から自宅のQNAP NASに接続できる方法をご紹介したいと思います。まずは、実際利用の際のメリットから。

【VPNで接続するメリット】
①外出先から、あたかも自宅のLAN内に設置しているNASに接続しているような使い方が出来る。
②上記の理由により、たとえば動画なんかもストリーミング再生しているかのように再生が可能。
(例えば、QNAPへブラウザからアクセスした場合は、1回1回動画ファイルをダウンロードしないとまともに再生できない。)
③何より固定IP費用が要らない!!(これはデカイ。固定IPの費用はOCNだと毎月1万円~2万円くらいかかるもんね。)
(実際にはQNAPのNASに実装してあるQNAPのDDNSサービスを使うってことです。)
④出先の、例えば喫茶店等にある無料アクセスポイントからネットにアクセスする場合、もしルーターに暗号化がされていなければ危険です。ですがVPNでQNAPに接続してからネット接続すると、あなたのアクセスはすべてQNAPが設置されてあるネットワーク経由(もし設置してあるのが自宅なら自宅から)からネットにアクセスしていると認識されます。(調査サイトなんかで調べるとWAN側IPアドレスが変わるが判ると思います)また、無料アクセスポイント←→QNAP間は暗号化されるメリットがあります。(VPNに暗号化の設定をしていればですが。)

【必要な物】
・QNAPのNAS(私はTS-220(今は廃番)使用しています。)
下のアマゾンへのリンクは私が使っている機種の後継機です。

・自宅にインターネット回線(光回線が望ましい。)
・QNAPのmyqnapcloudアカウント(これは、QNAPのNASを買って設定すれば、タダで利用可能です。)
・UPnP対応のルーター(まぁ対応してなくても、手動でどうとでもなりますが、本ブログでは割愛しますスミマセン・・・)
(ちなみに私はASUS製「RT-AC68U」のルーターを使用しています。)

【目次】
1.QNAPの設定編
2.Windows10の設定編
3.実際に接続編
4.つながらないと思ったら編

1. QNAPの設定編

【手順1】
QNAPへブラウザからアクセスし、
「コントロールパネル」→「システム設定」→「ネットワーク」→
「ネットワークパラメータ」→「スタティックIPアドレスの使用」
のボタンにチェックを入れる。
また、任意の(LAN内での)固定IPとデフォルトゲートウェイのIPアドレスを入れる。
IP
【手順2】
「コントロールパネル」→「アプリケーション」→「VPNサーバー」→
「VPNサーバー設定 」タグ→PPTP設定「PPTP VPNサーバーを有効にする」
のチェックボックスにチェックを入れる。(それ以外の設定はデフォルトで構わないと思います。)
ただし、「認証」は「MS-CHAP v2」になっていること。
VPN
【手順3】
「myQNAPcloud」→「My DDNS」→「myQNAPcloud DDNSを有効にする」にチェックを入れる。
MQC
【手順4】
「myQNAPcloud」→「自動ルーター構成」→「UPnPポート転送を有効化」にチェックを入れる。
(ルーターのイラストが下図の様になっていたらOK。その後「ルーターに適用」ボタンを押し、リスト内のサービス名「VPNサーバー(PPTP)」が「OK」となれば完了。)めんどくさいポート開放はこのUPnP機能がすべて裏でやってくれます。
VPN2


2. Windows10設定編

【手順1】
タスクバーのアイコンを左クリックしたら、「ネットワーク設定」をクリック。
WIN
【手順2】
設定画面が出てくるので、左メニュー「VPN」→「+」ボタン押す。
WINVPN
VPN設定

【手順3】
下記の要領で必要事項に入力。
①VPNプロバイダー:「Windows(ビルトイン)」を選択。
②接続名:これは任意。(「自宅」とかお好きな名称を入れてください。)
③サーバー名またはアドレス:QNAP DDNSのアドレスである「xxx.myqnapcloud.com」のアレ。(xxxの箇所は皆さんがQNAP買ってからそれぞれ決めた名称。)
④VPNの種類:「Point to Point トンネリングプロトコル(PPTP)」 を選択。
⑤サインイン情報の種類:「ユーザー名とパスワード」を選択。
ここで言う「ユーザー名とパスワード」とは、ブラウザからQNAPにアクセスするとき等に求められるQNAPシステム内のあなたのアカウントです。
⑥ユーザー名:④の通り
⑦パスワード:④の通り
すべて入力が終わったら「保存」を押してください。

3. 実際に接続編

【手順1】
Windows10設定編【手順2】に戻ってください。
するとVPN接続先が増えていると思います。
その接続先をクリックすると下図の画面になります。
「接続」ボタンをクリックして接続してください。
VPN設定2

すると、下図の表示になれば、接続完了です。
無題

 

4. つながらないと思ったら編

【手順1】
ネットワーク接続にて、設定したVPNのアイコンを右クリック→プロパティを押す。
1

【手順2】
①VPNの種類が「PPTP」になっていることを確認。
②データの暗号化:普段使いなら「暗号化は省略可能」を選択。(暗号化したい場合「暗号化が必要」にチェック入れる。←できればチェック入れることをおすすめします。)
③「次のプロトコルを許可する」のボタンにチェック入れる。
④「Microsoft CHAP Version2」にチェックを入れる。
2

以上で完了です。

VPNに実際につなぐときは、デスクトップ右下のタスクバーのネットワークのアイコン(wifiとかLANポートの形のアレ)をクリックして、そこに出てくるVPNの接続先リストをクリックして接続できます。
(OSによって若干操作が違いますが。)
QNAPのNASは最高ですね!
いつか上位機種にアップグレードしたいもんです。
それではこの辺で。

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